義実家に行きたくない妻。夫と3歳児だけで帰省してもらうべく作戦を実行する

はるのみちるです。ここのところ私は、カレンダーを眺めて何度もため息をついてた
何故って?もうすぐ大型連休だから
だって私は、めちゃくちゃ義理の実家に行きたくないのだっ!!


夫の実家への帰省って、凄く疲れるんだもの。義理の両親、夫のきょうだい、親戚らに気を遣わなきゃならないし。せっかくの連休なのに、ぜーんぜん休まらない。ママはストレスで、胃炎にでもなりそうな勢い

今までは死んだ魚のような目で、しぶしぶ夫の実家に帰省していたんだけど。これが嫁の努め~とか何とか、自分に言い訳をして。でももう、自分に嘘は付きたくない
嫌なものは、イヤなのだっ!!

はるの
はるの

義実家に行きたくない生活1年目。夫と3歳の息子だけで義実家へ帰省してもらうべく奮闘したお話です

義実家に行きたくない。家族との交渉

自分の実家が大大大好きな夫に、そんなこと言えないよなぁ
義理の両親に、悪く思われたくない

私は妻だし…。嫁だし…とか。小さな子供はママがいないと寂しがるし…とか
私はいろいろと思い悩んで、これまで我慢していた

そう、我慢。結婚ていうのは、そういうものだ
ママは忍耐。母はつらいよ
…?でも、ほんとうに??

3歳の息子と話し合ってみる

連休が近づいてきた、とある日。3歳になった息子が、私に問うた

息子「ママ!じいじと、ばぁばの所はいつ行くの?」

もうすぐだよ。と私は答えた

…どうする、私!?
また『あのセリフ』を言ってみる?
昨年、息子が2歳の時は、ママが居なくちゃ嫌だとギャン泣きされたっけ

さて、子供が3歳になった今年はどうだろう??

ゴクリ….!私は自分の意見を言うのが、大の苦手。しかし言葉を発しなければ、何も相手には伝わらないのだぞ。たとえ自分の子供でも

ママはね、ちょっと…お用事があるの
だから今度のお休みは、パパと一緒に行っておいで

キョトンとする息子。えーと、私の言っている事は理解できているハズ
やはり、嫌…なのかな?

息子「えー!ママは行けないの?」

そうなの。大事なお用事があるから、ごめんね
(……うん。ママは1人でゆっくり休んで、気分転換をするという最重要ミッションがあるのだ。息子よ…すまないっ!!)

パパと2人で、ばぁばのおうちに行けるかな?……かな?

ひとりっ子君
ひとりっ子君

うん、わかったよー!ママは、お用事がんばってねー

おおおお!!まじか!

ママが一緒に行けなくて、少し寂しそうではあったが、息子は了承してくれた

ママが行けないということ。自分が行きたいと思う気持ち
双方の状況を把握して、どちらも尊重する。3歳のキミは、自分の力で考えて結論づけたというのか。こんなに小さいのに

でも…そうか。きみは、この3年でずいぶんと成長したんだねぇ
いつか息子が巣立つ日を想い、ぽろりと涙がこぼれた

…よーし!とにもかくにも、道は開かれた!!
後は、夫に説明するだけで全て解決。連休ミッションは完了だっっ!

義実家には、薄情な嫁だと思われるだろうが……

それが、いったい何だというの?義実家の評価よりも、私の安息の方が1000倍大事!
ママのストレスが解消されれば、家庭の安定性も高まるってもんよ

いよいよ、夫と交渉する

はるの
はるの

私は今回、義実家には行かない。自宅でゆっくり過ごしたいから

息子はパパと一緒に行くと言っているし、2人でゆっくりしてきてね♪

夫

えっ!?キミはなにを言っているんだい?
夫が帰省するのに、妻がこないなんて!俺の印象が悪くなるだろう

俺の実家が、嫌だというのか?

…あのね、まずは私の話を聞きましょう

ていうか…息子の爪の垢でも煎じて飲むがいいわ!!

あほーーーー!

….!?
とは夫に言えなかったけど。さすがに

はぁー、ため息しかない。夫を納得させるのが、3歳児よりも大変だとは

そんな訳で、連休ミッションは継続っ!

夫と交渉。粘り強く、感情的にならずに

慎重に、息子に気づかれないよう。こそっりと遂行しなければならない
夫婦の言い争いを、子供に見せるなんて!だめだもんねぇ

  • 感情的にならない
  • かつ、自分の意見はしっかりと相手に伝える
  • 嫌なものは嫌!自分の気持ちを大切に
  • 自分の思いにより、大事なひと(特に子供)を傷つけていないか?客観的な精査は必須
  • 焦らない。深呼吸、深呼吸….!
はるの
はるの

義実家では、私がとっても気疲れしてしまう。なので、行きたくありません

パパと、ひとりっ子くん(息子)の2人で帰省して、楽しんできてね( ´ ▽ ` )♡♡

夫に何を言われようとも、テープレコーダーのように上記の台詞を繰り返す。繰り返す
私はテープレコーダー…テープレコーダー…。感情的にならないように、注意してと

時たま、ひとりっ子くんが応援してくれる。いいじゃん、ボクと2人でバァバのお家に行こうよーパパ!とか言って

粘り強く交渉すること数日。ついに夫が、折れた…!

あ…うちの妻、俺の言うこと全然聞きそうにないわー、と諦めたのだろうか

夫

わかったよ、息子と2人で行ってくる

まったく、キミってひとは….!

!!!!

ふぉぉぉ!やった、やったぜー!!
ママ&チビッコ連合軍の大勝利だーーっ!


…自由を勝ち取ったとは言え、ほんとうにパパと息子だけで帰省できるものか?

ママが行かなくても大丈夫?寂しがったりしないかな?当日になったら、やっぱり行かないと泣くんじゃないだろうか?
いろんな思いが、ぐるりぐるりと巡る。そして、出発の日を迎えた

息子とパパ、2人で義実家へ向けて出発する

息子は朝からテンションが高く、早く行こうよとパパを急かす。私は息子と一緒に、着替えやオモチャを鞄に詰め込んで
よし、準備オッケー!いってらっしゃーい!

んん?

少し寂しそうな表情で、息子が私の服の裾をつかむ。あらら、大丈夫??

ひとりっ子君
ひとりっ子君

…うん。ママも車まで、一緒にきて欲しいの

やっぱり寂しいから、行かないと言い出すかな?
しかしながら乗り込んだ車の中で、ひとりっ子くんは笑顔いっぱい。行ってくるねと、私に手を振る

成長した息子の、なんと頼もしいことか。ママが居なくて少し寂しいけど、きっと楽しいことが待っている。だから、きみは行くんだね

まだお座りもできないフニャフニャのきみと、義実家へ行ったっけなぁ

私は手を振り続けて見送った
走り去る、彼らの車が見えなくなるまで

おお、ついに行った…のか?

自宅に戻ると、当然ながら誰もいない
静かだ。とてもとても静か
こんなに落ち着いて、自宅で過ごしたのは何年振りだろう

床に寝そべって、ゴロゴロしてても怒られない。近所のショッピングモールに、1人で行ける。買い物をしていても、急かされない

いつも家族で立ち寄るフードコートで、自分の食べたい物が注文できる

少し寂しいけれど、良い感じ!

さて、パパと息子のデコボコ珍道中は、楽しくやっているようだ。夫の実家は一軒家だから、床で飛び跳ねまくってもパパに怒られない。息子は喜び勇んでジャンプしていたらしい

就寝前には少し寂しくなったようで、ママに電話をかけてきたけれど。明日もみんなで、いっぱい遊ぶんだって!楽しみだねぇ
きっと今頃は、スヤスヤと寝ていることだろう

えっ、ママ?
早く寝なさいと口うるさく言う人(夫)が不在なので、夜ふかししてやったぜっ!フヒヒヒ

ママのフリータイムは、まだ始まったばかりだっ!

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