はるの みちるです。あまり親しくない方のお見舞いって、正直言って面倒くさくありませんか?
例えば、会社の上司が入院したとしてさ。特に世話になった訳でもてないし、個人的に仲が良い訳でもないし。でも一応、付き合いだから顔ださなきゃー
…うーん。行きたくない。何とかして断りたい。みたな経験ありません?私は割とあります
義父のお見舞い行きたくない。孫に嫌われた祖父の続きです
じぃじのお見舞い、行きたくなーい
祖父に会いたくない。行きたくない
子供なりに、何か理由があるはずです
大切なのは、子供の気持ちを否定しないことですね
さて、件の義父ですが。峠、越えられませんでした…っ!鬼籍に入ったというか、お星さまになったというか。そういった存在になってしまわれた訳です。ご本人の年齢的に、まぁ無くはないよねーという感じであったため、私としては特に驚きはしなかったけれど
祖父のお見舞いに、子供を連れて行ってきた
じーじに会いたくない。行きたくない。帰りたいとぼやく4歳児を励まし促し、こと切れる前の義父とは面会できたので、嫁・妻としての役割は一応果たしたのではないかと思う。ご本人(義父)が、私達に会いたいと思っていたかは分かりませんが
私だったら、具合の悪い時に見舞客がわんさか来るのはご遠慮いただきたいけどなぁ。まぁ夫の顔を立てるためなので、義父がどう思っていようが、私は知ったこっちゃ無いと言えばないんだけど
義実家ファミリーは、お祭り騒ぎ
案の定、義父の病室には義実家のメンバーが大集合。交代で泊まり込んで、看病(?)していた。手をさすったり、声をかけ続けたり。献身的な良い家族よね私達って
と義実家の面々は思い込んでいただろうけど。私が観察してみたところ、ほんとうに義父の事を思って病室に集まっていた人物は、一人も居ないように見えた
夫と死に別れそうなんて、なんて可哀そうな私!
子供達よ、もっと私を労りなさい!大事にしなさいっっ!
お父さんの看病を頑張っているボクたちって、偉いでしょ!?
自分を褒めて!もっと認めてっっ!
それにくらべて、君たち(私と子供)ときたら…
さほど興味がないから、めっちゃ帰りたいー
もう帰ってもいい?だめ?だめなの??
義実家のご親戚の方々は、一応顔を見せとかないと。ほら、付き合いだからー。という感じで、入れ替わり立ち代り訪れている。うーん、カオス?
義父ってば、存在感が無いというか。置物みたいな人だったもんなと思いつつ、私は見舞い客を観察していたのでした。めっちゃ飽きて、帰りたい幼児のお相手をしながらね
今わの際に、子供が見舞いに来ない人生
自分が死にそうな時、または死んだ時。どれくらいの人が、真に自分の事を思って集まってくれるか。涙を流してくれるか?その人の人生の答え合わせが出来る機会ではないでしょうか
義父の場合は一見合格っぽいけれど、残念ながらギリ赤点くらいだと私は思ったのです。しかし、それがご本人の生きた軌跡なのだから仕方がないと思う。謹んでお悔やみ申し上げます
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