信じる方が悪い。毒親育ちの人形遊びが、人間不信すぎて怖かった件

突如としてリカは、背中に強烈な痛みを感じ、振り返る。そこには彼女の親友である、バービーの姿があった。バービーの手に握られているのは、月明かりに光る鋭いナイフ

バービー「アンタ、前から目障りだったのよ。もう死んで」
リカ  「なぜ…こんな酷いことを??私達、仲良しだったでしょう!?」
バービー「ふん、信じたアンタが馬鹿なのよ。王子様と結婚するのは、この私よ!!」

バービーは、再びナイフを振り下ろす。今度は、親友リカの心臓めがけて…!

はるの
はるの

先日観た、サスペンスドラマのワンシーン…ではなく
私が小学生の頃、熱中していた人形遊びの一場面です

怖っ!!というか、ちょいと闇、深すぎやしませんか!?

はるの みちるです
私が子供の頃、お人形遊びが流行っていました。親に頼み込んで、やっとこさリカちゃん人形を買ってもらった…いや結局、親には買ってもらえず。孫には激甘だった、祖父に購入してもらったんだったかな

とにもかくにも私の時代の小学生女子に、リカちゃん人形は標準装備で。リカちゃんと共に、金髪碧眼のバービー人形を持っている子は、周りの子から羨ましがられていたと記憶しています

そんなバービーちゃんと、オプションである舞踏会用のドレスが欲しくて欲しくて。私は何度も親に頼んだけれど。ついぞ、買い与えてはもらえなかったなぁ

毒父くん
毒父くん

オモチャなんて無駄無駄無駄無駄ァーーーッ

毒親育ちの人形遊びが、闇だらけだった

小学生ともなると、人形遊びは単なるごっこ遊びではなくストーリー性のあるものになっていました。私は同い年のいとこと人形遊びに興じ、2人であれやこれやと、物語を考えては人形遊びをしていたものです

その人形遊びの内容がですよ。今思い出すと、だいぶ怖いなと。十歳やそこらの子供が、どれだけのストレスを、闇を心の中に抱えていたのか。私は当時を振り返り、ゾッとしたのです

人を信じると酷い目にあう、というメッセージ

私たちが考えた、お人形遊びのラインナップをご紹介いたしましょうか

  • 王子様と結婚したい親友Bが、ヒロインを刺殺
  • ヒロインと王子様に嫉妬した親友Bが、ヒロインを崖から突き落とす
  • 親友Bがヒロインを地下牢に幽閉し、何食わぬ顔で王子様と結婚する
  • ヒロインと王子様の仲を引き裂けない。そう判断した親友Bは、2人を屋敷に閉じ込め火を付ける
  • ヒロインが幸せになるのが許せない親友Bは、王子様を呼び出し山に埋める
  • 襲われたヒロインが、親友Bを返り討ちにする。ヒロインは王子様と結婚して、めでたしめでたし

いや、全然めでたくないし!裏切られすぎだし!ひと、亡くなりすぎじゃね!?
何なんだ、この人形遊び!!って、そもそも親友とは一体…!?

私たちのお人形遊びに共通していたメッセージとは

JSはるの
JSはるの

人を信じると、裏切られて酷い目にあう

んだわ~!

といった感じでしょうか。幸せいっぱいなほのぼのとしたストーリーは、私達のお人形遊びでは全くありませんでした

あなたは子供の頃、どんなお人形遊びをしていましたか?

身近な人ほど信用できない、思考の原因とは

私は子供の頃から、この世で一番信用できない人物自分の両親と思っていました。いつも何か誤魔化したり、自分達に都合の悪い事は見て見ぬふりをしたりする人達でしたので

あとは母親の影響かな、と
うちの母は、口を開けば悪口・愚痴を言っている人でした。特に父に対するそれは、聞くにたえない話ばかり

母は父の前では静かにしているのですが、父が居なくなるやいなやマシンガン悪口トーク大会が始まるのです。なるほど、ヒトとは裏表があり信用できない生き物なんだ!と思った事を覚えています

まぁ今思えば、抽出した人間関係のサンプル(母親)がそもそもおかしいんですけど。父の悪口を言いまくる母の姿が、世間一般的な大人のように思えたのでした

人を信じると傷付く、という思い込み

  • ヒトは、本人のいない所で悪口ばかり言っている
  • 親切そうに見えても、信用できない
  • 信用すれば裏切られて、傷付くだけ

といった思い込みが強くなったと考えられます

はるの
はるの

私が人とのコミュニケーションを苦手とする要因の1つは
幼少期からの生活環境ですね

いやーこれが。頭では分かっちゃいるんですけど、単なる思い込みだって。世の中、うちの両親みたいな残念な生きモノばかりじゃないって

私の子供も、コミュ障になってしまうと大変なので。どげんかせんといかん!ですね、親として

ではまた!

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