無駄、くだらない、必要ない。否定ばかりする父親

はるの みちるです。実母に土下座された話続き

とにもかくにも私の父親は、私のやる事なす事を否定ばかりする人だった。一体、私の何が気に入らないというのか。よもや全て

子供時代の私は、将来どんな大人になろうか、あれこれ考えを巡らせたものだ。ピアニストになりたいとか、漫画家になりたいとか

今思い返すと、幼稚な夢だが。子供らしくて、まあ良いじゃあないか。好奇心旺盛だった私は、思い立ったら居ても立っても居られない。その都度、私は親に頼んだ。ピアニストになりたいから、ピアノを習わせて欲しいとか。漫画家になりたいので、絵の勉強がしたいとか

まずは私の希望を母親に伝えるのだが、うつむいて同じセリフを繰り返すばかり

毒母さん
毒母さん

母さんに言われても…。

父さんに頼んでちょうだい

うちの母親ときたら!普段は流ちょう愚痴・悪口を垂れ流しているくせに!肝心な時には喋りゃあしない。母の口など、いっそ縫付けてしまえばいいのに

否定ばかりする父親

自分の父親がどんな人物か?と聞かれたら、私は迷いなく答えるだろう。彼こそが闇を統べる王、魔王であると

子供だった私には、うちの父親はとんでもなく恐ろしい怪物に見えた。だっていつも、か弱い私の母親をいつも苦しめていたから。そんな魔王に頼み事をするなど、むーりー。無理ゲーすぎ

魔王といえども、ヒトの親。鬼の目も涙というか、娘の私が頼めばワンチャンある…のではないか。しかし、父親の答えはいつも決まっていた

毒父くん
毒父くん

うちには、そんな金はない!

無駄使いする事ばかり、考えるな

毒父くん
毒父くん

くだらないことを考えるな!

余計な事を考える暇があるなら、黙って勉強しろ

毒父くん
毒父くん

習い事なんか必要ない!
ピアニスト(漫画家)なんかで、プロになれる訳ないだろう

そして父親は言う。一生懸命に勉強して、良い会社に就職するのが立派な大人というものだ。つまらない事に気を取られていると、落ちこぼれるぞ。そうなったら坂道を転がるように、お前の人生はお先真っ暗だ

人生に夢も希望もない。生きる力を失う子供

私が懸命に考えた夢は、どうやら全て無駄だったらしい。人生に、希望など持てば傷つくだけ。私は産まれてから、長い時間をかけて理解した

子供を、自分では何も考えられない傀儡にしたいのなら。私の父親の、常套句を繰り返すといいだろう

  • 無駄
  • 必要ない
  • くだらない

うちの親は、全くの無意識、無自覚で。本人たちは、子供の為を思って言っている。と思い込んでいるのだから、たちが悪いのだが。子供では、そのからくりに気付くのは困難だ

歴史は繰り返す。負の世代間連鎖

負の世代間連鎖は、親子問題における重要なポイントの1つだ。世代間連鎖は、家族をむしばむ。まるで癌細胞のように。いや、もっと恐ろしい。なぜならば自身だけではなく、子供や孫の人生にまで悪影響を及ぼすのだから

負の連鎖に気付くか、気付けないか。連鎖を断ち切るべく立ち向かうか、あるいは見て見ぬふりをするのか。その後の自分や子孫の命運を分ける選択だ、と言っても過言ではない

しかし負の世代間連鎖を受けつつも、無自覚に子育てをしている親は多いのだ。私の両親のように。まさに、これが世代間連鎖か!と、体験する機会があったのでお伝えしたい

続く

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祖父に否定ばかりされてきた、という父親

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