子供なんか大嫌い!ママになんて なりたくなかった

はるの みちるです
私は昔から、子供が大っっ嫌いでした。所構わず大声で騒ぐし、チョロチョロ動いて邪魔くさいし。もうね、チラリと視界に入っただけでも虫唾が走る。電車やらで、子供が自分の隣に座ったりなんかしたら!マジ最悪、チッっ早く降りろよ、ウゼーって感じ

はるの
はるの

今は、息子ラブ♡な私ですけれど
私が子供嫌いだった原因について、考えていきます

子供なんか、親を縛る邪魔な足枷でしかないのに。そんな生きモノを、2匹も3匹も量産するなんて意味が分からん。世間のパパママってば、完全にアホとしか思えない。私は、あんな馬鹿な人間達と同じにはならない。私の人生には、子供なんか要らない。だって私めっちゃ嫌いなんだもん、子供が。死ぬほど

うわーお前ヤバい。最低な人間だな!
絶対に子供なんて産むなよ、子供が可哀そうだから。と、当時の私の考えを知ったら、世間の人々はこう言うだろうか。うんうん、分かる。私も、自分が母親になるなんて無理だと思う。普通に虐待とかしちゃって、ニュースに出そうだもんね。私がママなんかになったら毒親の爆誕、間違いなし

私自身も子供も、お互いが不幸になる未来しか見えない。しかしながら、私は母親になってしまった。なぜ子供嫌いの私が、無謀にも子供をもうけたかと言うと、親に認めて欲しかったから。私達に孫の顔を見せてくれて、ありがとう。などど、両親に褒められたかったから。ただそれだけ

子供嫌い、母親になる

私にとって、子供というのは両親を喜ばせるための道具に過ぎなかった。毒親問題の怖いところは、無自覚、これに尽きるのではないだろうか。『人格がヤバい奴』でも生殖機能に問題がなければ、ほぼノーチェックで親になれてしまうのだ。そう、私みたいに…!

そんな人物が、家では子供の意思を尊重し、個性を伸ばすべく育児をしているか?いいえ、とんでもない!暴力や言葉で子供を支配。親の都合の良いように、コントロールして猛威をふるっている。まさに私の両親が、子供を支配する『人格がヤバい親』だった。しかし外からは、どんな育児が行われているかは分からない。家というのは、外界がら遮断された密室だから

『人格がヤバい=モンスター親』は、えてして外面は良かったりする。なので、世間では『良いお母さん』と思われてたりする

『良いお母さん』の言うことを聞かずに、いつも困らせてしまう私。自分はなんて悪いコなんだという、罪悪感

私の為に頑張ってくれている『良いお母さん』の足を引っ張る、ダメな私。自己嫌悪で死にたくなる。私がなぜ『子供嫌い』だったのか。原因が、やっと分かった

なぜ、子供が嫌いになったのか


原因①自分の母親が嫌いだった
あなたの父さんと結婚したのは失敗だった。いつも辛い目にあわされて、離婚したい。でも子供の為を思って、母さんは我慢している。それが、私の母親の口癖だった。毎日聞かされる、家族の愚痴や悪口。私の母親は、幼少期からずーっと同じ様な事を言っている。しかし、現状を変えようと努力しているようには見えない

問題があるのなら解決するために、考えて行動すればいいのに。何もしないで、文句ばかり言っている母親。この人(私の母親)なんなの??バカなの?これが自分の母親かと思うと恥ずかしく、とても嫌だった。母親みたいな人間になりたくない

子供なんか産んだら、大嫌いな私の母親と同じになる。人生終わったも同然だ。という思いから、子供が嫌いになったと考える

原因②子供時代の自分が嫌いだった
私は子供の頃、よく親に怒られた。言うことを聞かずに、親を困らせたという理由で木の棒をぶん回し、私をメッタ打ちにする母親。私の気持ちを、おいそれと言ってはダメのだと怖くなった。くだらないことを考えて、親に逆らった。という理由で、私をぶっ飛ばす父親。私の考えたことなど、ゴミ屑に等しいのだと知った

どうして親の思うとおりに、私は動けないのか。親の考えを読み取れれば、危険は回避できる訳だ。テレパシーとか、そういった類の超能力者になれないかと本気で考えてみたが、まぁ土台無理な話である

私はなんて役立たずの、悪いコなんだろう。父さん母さんをいつも困らせてしまう。そんな自分が大嫌いで。消えてしまいたくて。隠れて、いつもメソメソ泣いていた。街で子供を見かけると、自分の子供時代のトラウマが蘇りそうになる。自分が大嫌いで苦しくて辛かった、あの頃

過去の傷と向き合うのは、正直言ってしんどい。知識と経験と、よほどの覚悟、精神力がないと難しい。その傷と向き合うのを避けるため、嫌う対象をすり替えていたのではないかと考える

自分が嫌い!と自覚してしまうと、精神的にかなり辛い。そして、原因となる自分自身の問題を見過ごしてはおけなくなる。でも、「子供が嫌い、クソガキがムカつく」とか。原因は自分以外にあると思うと、一時的に気持ちは楽になる。

しかし、問題が解する訳では全くない。精神の安定を図るためには、常に何かを悪者にして、文句を言い続けるという『負のループ』に陥ってしまう。私の母親のように…!


原因③他の子供が羨ましかった
私の子供時代は、マジで暗黒だった。親に怒られたり叩かれたりは、しょっちゅうで。泣いても叫んでも、助けてくれる人は周りに誰もいなかった

私は女の子だったので、可愛い服装に憧れた。キラキラの髪飾り、ふわりと広がるスカート、お姫様みたいなのエナメルの靴。店に行くたびに、親にねだってみたのだが、結局一度も買ってもらえなかった。そんなもの必要ないとか、動くのに邪魔になるだけとか言われて。ほんとうに哀しくて、無力な子供の自分が悔しかった

泣いてる子供を見かけると、ムカついて仕方がないのだ。「フン、助けなんて来やしないよ。バカめ」

オシャレして嬉しそうに身づくろいをしている女の子は、大っ嫌い。「クソガキが、色気付きやがって!」とか心の中で思ってた。もうイラついて仕方なかった

街で見かける子供達を見て、羨ましいと思う気持ち。自分の子供時代が恵まれなかったことによる嫉妬。そんな醜い自分の感情を絶対に認めたくない。なので、そこいらの子供に八つ当たりしてたのだと思う。さて、私のような『人格がヤバい奴』が母親になったら、一体どーなるの!?

気分はもうお葬式。私の出産時のエピソードをお伝えしたい

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